北ア 立山・大日岳 
山名
- 雄山3003m、大日岳2501m
山行日
- 2017年5月3日(祝水)-5日(祝金)
人数
- L:W.A 他7人
コース
- 室堂-雷鳥沢テント場-雄山往復
費用
- 交通費21,000円程

コ−スタイム
5/3(祝水) 雷鳥沢テント場11:00-立山-15:00雷鳥沢テント場
5/4(祝木) 雷鳥沢テント場5:00-大日岳-15:30雷鳥沢テント場
ピーカン!の大日岳 ついでの立山
「奥大日岳に向かう稜線から眺める早朝の立山連峰は、朝日が照らす白雪の輝きと山の影とのコントラストが美しく とても印象的である。また、奥大日岳と大日岳の間に三ヶ所程あるナイフリッジは、足場の頼りなさと切り立つ尾根の高度感ある歩行、途中『落ちるのだったら何方の方が良いかな』などと下を眺めたりし、最初は腰が引ける一歩一歩であった。」と、Mさんが心に綴る「山の詩」からリベンジ山行はスタートした。
それも自分のゴールデンウィークでの登山で、今までにない快晴の日々の連続、最高のピーカン!山屋がよく言葉にするピーカンの由来を調べてみると『ピーカンとは快晴のことで、もともと映画業界が撮影時に使っていた言葉である。ピーカンの語源は快晴の空がタバコのピース缶の色に似ていたという説、快晴の日はカメラのピント合わせが多少曖昧でも完全に合うことから「ピントが完全」を略したとする説、単純に太陽の光が「ピーンと届いてカンカン照り」を略したとする説など様々だが、正確なことはわかっていない』 講釈云々は置くとしても、この三日間のピーカンは、我々A子パーティーを神様、仏様が祝っていてくれるのだ!!
「今回の山行のメインは雷鳥平のテン場から10時間のコースで大日岳までだが、その目の前に聳える3000m級超の雄山にも登る豪華な山行で、残雪期の立山もかなり迫力があり素晴らしい。大日岳までは恐ろしい程の雪庇があり、そこを越えて行けた充実感や満足感は、お金では買えないものであった。剱岳は奥大日岳や中大日岳、大日岳と進むにつれて山容が独立峰らしく堂々として見え、次回山行は絶対に剱岳だと心に決めた。山行途中で雷鳥には何度か遭遇した。繁殖期なのでしょうか、つがいなのかな?這松の実を共に食べながら食用蛙のような鳴き声で目の周りを充血したオスが澄まし顔のメスに迫っていく様子がいじらしかった。」と、剱岳登山は別として、雷鳥のオスはまるで血Bちゃんのようです。
「今回の山行も含め、山に挑戦し、そしてその景色を楽しみ、そして、うまい酒を飲めた。これだけで十分。ただ挑戦しなくなってしまっては、山に登る意味がない。しかしその反面、怖い時には諦める勇気は待っている。A子リーダーにとって三年越しのリベンジ、自分にとっても二回目のリベンジ。念願が叶い、最高の天候、雷鳥、星空、お酒、大満足な山行となりました。A子さん リベンジおめでとうございます。」と語るTくん ナイスガイ!!「8人無事で登頂できた。また8人揃えばこそ登頂できた。」と涙、涙のBさん。Bさんも頑張ったよネ。最後の笑顔が素敵でしたヨ。神様、仏様 ピーカンの空 ありがとう。素晴らしく、また楽しいメンバーに囲まれ思い出に残る山行でした。
最後に威厳あるリーダーからの指令(小心者の僕には抵抗できましぇん)で、次の一言を加筆し、この寄稿を終えたいと思います。「三年目のリベンジ、皆さんがいてくれたから果たせました!青と白しかない世界!最高でした!一緒に行ってくれてありがとうございました!」と、健気にも申しておりやした。Aちゃん ありがとさん。おしまい。

